ムーンシェイ・サーガ〈6〉暗黒(ダークウェル)の解放
前回予告した通り、今回は主人公トリスタンたち一行に立ち塞がる悪のキャラクターたちを紹介したいと思います。
多くのファンタジー小説と同様に、「フォーゴトン・レルム」では善の神々と表裏一体を成すように悪の神々が存在し、重要な役割を果たします。
つまり"善"が存在する以上は"悪"も必ず存在し、それも単純に邪悪で強力であればよいというわけでなく、綿密なバックボーンを持たせなくては奥深い世界観は作り出せません。
- バール
- カズゴロス
- トラハーン
- エリアン
- ラリック
- ホバース
- シンダー
- シャントゥ
- サラ バール神に仕える半魚人族サヒュアジンの女司祭長。 残虐な性格で、強力な魔法を操る。
かつて主人公トリスタンたちと共に戦った仲間が敵となり、またその逆のパターンもありますが、長編だけあってここで紹介したのは登場人物のほんの一部でしかありません。
最後に蛇足かも知れませんが、「ムーンシェイ・サーガ」はカバーのイラストも秀逸です。
すでに絶版となっているせいかAmazonのイメージを掲載できないのが残念ですが、幸いにも中古本としては比較的容易に入手できそうです。
少なくとも読者の想像力を豊かにしてくれる作品であることは間違いありません。