レビュー本が1000冊を突破しました。
引き続きジャンルを問わず読んだ本をマイペースで紹介してゆきます。

森の紳士録―ぼくの出会った生き物たち

森の紳士録―ぼくの出会った生き物たち (岩波新書)

日本の里山に生息する動植物を題材にしたエッセー風の作品です。

生物学的な解説を行った内容ではなく、著者の経験や愛着を元に気ままに話題に触れらています。

目次を見ても分かるように、本書では日本人にとって身近な動植物が紹介されています。

早春・夜から朝

  1. ムササビ
  2. アカハラ・クロツグミ
  3. ブッポウソウ
  4. ヒグマ
  5. ウサギ
  6. キジ

昼下がり・夏

  1. サワガニ
  2. カワガラス
  3. イワナ
  4. アマゴ
  5. オオサンショウウオ
  6. モリアオガエル

秋の到来

  1. キノコ
  2. アキアカネ
  3. タヌキ
  4. クマゲラ
  5. ブナ

夜の世界

  1. イノシシ
  2. モズ
  3. モグラ
  4. コウモリ
  5. キツネ
  6. カモシカ
  7. オオカミ

肩から力の抜けた感じの"ゆるい雰囲気"で書かれていることもあり、さくさくと読み進められます。

自然散策が好きな方であれば気軽に手にとって読んでみてはいかがでしょうか。