レビュー本が1000冊を突破しました。
引き続きジャンルを問わず読んだ本をマイペースで紹介してゆきます。

販促手法の基本 この1冊ですべてわかる

販促手法の基本 この1冊ですべてわかる

タイトルそのままの本です。

個人経営の店から大企業に至るまで、あらゆる規模や手法で行われている販売促進を体系的に解説しています。

漠然としたイメージでしか"販売促進"を捉えていない人にとって、本書はまさに"基本中の基本"を叩きこんでくれます。

逆にマーケティングにおける最先端の知識、画期的な手法を模索している人にとってはまったく物足りないかも知れません。

本書の内容を解説するよりも、あらゆる分野に渡って体系的に分類されている目次を記載した方が分かり易いと思います。


  1. 販売時点直接型
    • 試用体験手法
    • 価格訴求手法
    • キャンペーン手法
    • プレミアム手法
    • 制度手法
    • 店頭手法
  2. 新規顧客向け・媒体活用型
    • 折込チラシ
    • ポスティング
    • 街頭配布(ダイレクト・ハンド)
    • 店頭・屋内設置(テイク・ワン)
    • ダイレクトメール(DM)
    • FAXDM
    • 同封・同梱広告
    • フリーペーパー
    • 交通広告
    • 屋外広告
  3. 既存顧客向け・媒体活用型
    • 手紙
    • ダイレクトメール(DM)
    • ニュースレター
    • カタログ
    • Eメール
  4. イベント活用型
    • セールス型イベント
    • 認知促進型イベント
    • 社会貢献型イベント
    • 商談型イベント
  5. インターネット活用型
    • 検索連動型広告
    • コンテンツ連動型広告
    • バナー広告
    • テキスト広告
    • メール広告
    • ストリーミング広告
    • 成果報酬型広告(アフィリエイト)


本書で特筆すべきは、媒体活用型に含まれるべきマス広告(テレビ、新聞、ラジオ、雑誌)が含まれていないことです。

理由が本書に明記されていないため不明ですが、この分野だけは広告代理店に問い合わせた方が早いからでしょうか。